1
t
o
s
u
t
o
材料のサンマは、塩焼きでも美味しい、秋が旬の「生サンマ」を使用。
◆ サンマの鮮度の見分け方は、きちばしの先が黄色(濃い)、目が澄んでいる。
温 燻 法 | |
所要時間 | 4日間 |
下ごしらえ | 2時間 |
塩漬け | 10時間 |
塩抜き | 30分 |
乾燥 | 2時間 |
燻煙 | 5時間 |
熟成 | 2日間 |
塩漬け調味料をすり込んだ魚を、厚手のビニール袋に入れ、最後に日本酒を入れる。このときに日本酒がビニール袋からこぼれないようにする。ビニール袋の空気を抜いて縛り、冷蔵庫に10時間寝かせる。
9
2
塩、砂糖、黒コショウ(砕く)の塩漬け調味料をボールで混ぜる。この塩漬け調味料を、魚の腹に入れてすり込み、魚全体にふりかけるようにする。
風乾は、直射日光の当たらない風通しのよい所で乾かす。腹は、乾きやすいように爪楊枝等で開く。乾燥をしっかり行わないと、燻煙のつきが悪い。表面のしっとり感がなくなったぐらいの乾燥で、乾かしすぎるとパサパサした食感になる。
7
燻煙をかけ終わったら、冷蔵庫で、2日間寝かせる。
サンマの肛門から包丁を入れて胸ヒレのしたあたりまで切り開く。吊り下げるときに身が落ちないように、エラブタのつけ根は残しておく。
塩漬けしたサンマをビニール袋から取り出し、流水で汚れを洗い流す。大きめの容器にサンマを入れて、流水で塩を抜く。このときに、サンマは塩漬けで身が崩れやすくなっているので丁寧に扱う。また、流水は直接サンマにかからないようにする。
6
燻煙は、55℃で1時間、65℃で2時間、そのときにザラメとローレルをチップに加える。その後70℃で1時間かける。
材 料 |
● サンマ 12匹 ● 調味料 塩・・・・・・・・・・・160g 砂糖・・・・・・・・・・80g 黒粒コショウ・・・40粒 日本酒・・・・・・・・300ml ● 燻煙材 サクラチップ ローレル ザラメ |
4
塩抜きの終わったサンマは、表面をタオルかペーパータオルで水気をよくふき取る。腹の中も身が崩れないように丁寧にふき、頭の固い部分に吊り下げるためのフックを刺す。
3
腹を裂いたらワタを取り、エラブタを開いて、エラを取り除く。中骨についている血合いも、先がとがって丸い箸か竹べらなどでしごいて取り除き、腹の中を流水で洗い流し、タオルかペーパータオルで水分をふき取る。
生サンマは、身がやわらかく身崩れしやすいので丁寧に扱う。
5
8